マテリアルについて002
マザーオブパールのお話
text by sin
シルバーの話


マザーオブパールというのは、
養 殖真珠を生成する真珠母貝をけずりだして加工したもの
つまり素材は貝がらなんですね
ビーズに加工されたり、螺鈿のようにはめこまれたり・・・
大きなものはカメオなどの素材に使われることもあるようです

色はやさしい乳白色、生成りなどがあります
マーブルという程ではありませんが
微妙な色濃淡やのうつろいがあるのが魅力です

昔から、天然石と同じようにお守りとして
扱われていたらしく、
特に女性の特有の疾患やお産のお守りとして
持たれていたという記述もみかけます

傷ついた心を癒し、大きな広い心を培う
女性の魅力を引き出し、幸福な生活を送ることができる
・・・といわれていたようです

母貝の種類によってマザーオブパールも色や感じが若干違うようです
 そこでどんな真珠母貝があるのか紹介します


・アコヤガイ
  通称シンジュガイ。殻の長さ7・程度。インド洋、太平洋、
  オーストラリアから地中海まで広く分布 肉は食用にもなる。

・マベガイ
  殻の長さ20・程度。四国以南、インド洋、西大西洋。半円真珠を生産。

・クロチョウガイ
  殻の長さ15・程度。インド洋、南太平洋など広く分布。黒真珠を生産。

・シロチョウガイ
  殻の長さ20・程度。奄美大島以南、オーストラリア。殻を、工芸品、ボタンなどに加工。

・アワビ
  大村藩に伝わる通称「夜光の真珠」で有名。

・イケチョウガイ
  淡水産真珠


一般的に
今現在日本 の手芸店などで販売されて一番使われているのは
白チョウガイを加工したもののようです
インターネットなどで検索すると
たまに他の母貝を使っているものも見かけることがあります

やさしい色も大変な人気の理由ですが
扱いやすいのか複雑で繊細な加工をほどこしたものも多く
どんなパーツと出会えるか 作り手としても楽しみです


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