ニームの不思議な力
このニームという木は、インド・インドネシア・タイ・ラオス・フィリ ピンなど東南アジアに自生している樹木です。 ヒンズー教では聖木で、15m〜20mにもなる無毛の常緑高木です。 死者の霊魂から疾患の悪魔を追い払うと言い伝えられています。 ニームはインドでは街路樹としても使われているので、どこでも見られます。アフリカのスーダンでは、イナゴの大群の襲来により、あらゆる樹木の葉や野菜が食べ尽くされてしまいましたが、このニームの木だけが残り、ドイツの昆虫学者などによる ニームの研究が盛んになっています。ニームの樹皮、種子、葉の全てに薬効があり、お茶にして飲んだり、生芽を食べたり、またお風呂に入れて入浴すると、 水疱瘡の治療にもなるそうです。農業においては、殺虫や防虫に利用できることも分かってきました。インドでは“ミラクルニーム“と呼ばれているこの木が、汚れてしまった地球を美しくする事が出来るかもしれません。
正式名称はメリア・アザディラクタ(健康を与えるものという意味)といい、“ミラクルニーム”とよばれるとおり、万病に効くだけでなっく樹皮、種子、葉にいたるまで無駄なところが全くないということでも知られています。
マホガニーに似た芳香を出し、花は白色で蜜の香りがし、果実は丸形の緑か黄色、種子は果肉に包まれていて苦い味がします。
インドでは"ミラクルニーム"と呼ばれるこの木は、万病に効く、白蟻などのいかなる害虫も寄せ付けない木、として有機肥料や紙、衣類などの保存用等に広く利用されています。
アフリカのスーダンで、イナゴの大群が大襲来し、ありとあらゆる木の葉や野菜類を瞬く間に食べ尽くされたことがありました。しかし、荒涼とした景色の中に、緑々と残る木(ニーム)をドイツの昆虫学者が目撃したことがきっかけで、研究されることとなりました。それから、インドで「村の薬局」と言われていたニームが欧米でも注目を集め始めたのです。
家畜の餌やお茶として飲まれていることからも判るように、人間には非常に安全で有効性が高く、害虫には大敵なのです。
薬効としては、糖尿病、肝機能障害、解毒、生理不順、リウマチ、体力回復、強壮などに効くといわれています。さらに最近の研究で、ニームの樹皮に抗癌作用があることが確認され、日本でも研究が進められています。また、葉や種子には強い殺虫、防虫効果があることも認められています。葉の煮出し液や種子のオイルを希釈して散布することにより、自然の殺虫、防虫剤となることがわかっています。
この木の葉には強い殺虫、防虫効果があります。「農薬を散布している農家の方が、アトピーやアレルギーで悩んでいるという例はたくさんあります。農薬を使うのにマスクと手袋、それに帽子をかぶり、肌が露出しないようにして、十分注意して散布するんですが、それでも決して人体によいわけではありません。自然の力を上手に利用して、自然の恵みをいただきたいと思っています。
この知恵は、ガーデニングにも応用できます。「バラに花にアブラムシが・・・」「せっかく家庭菜園を作ったのに、虫にやられて・・・農薬は使いたくないし・・・」こんな方に最適です。また、煮出した後の葉は土中に混ぜておくと、土壌改良材としても使うことができ、土中のネマトーダなどの害虫に対して殺虫効果のあることが確認されています。
海外でも注目され、アメリカでは50の州で、植物性農薬として使われています。防虫、殺虫剤として噴霧しているのは、ニームの葉を煎じた液で、もともとお茶として飲まれていたものですから、もちろん人間には無害です。
ニームはまさに、エコロジカルな防虫・殺虫剤なのです。
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